ホンダ ビート
JA4用マップセンサー流用
目的 | 修理・故障・メンテナンス |
---|---|
作業 | DIY |
難易度 | ★ |
作業時間 | 30分以内 |
作業日 : 2010年04月30日
1
その後もエンジンオイル交換をしたりでかなり調子は改善していたものの、やはりモヤモヤとしたものが残るフィーリングで、何か「あと一歩」と言った感じが抜けきらない。
そうこうしている内に、O2センサー交換以前にあったようなエンジンのギクシャクが再発してしまい、「まだ何かおかしい…」という事で次に疑ったのがマップセンサー不調。
(今回もエンジンチェックランプは不点灯)
2
かと言って中古品はアテにならないし、使えた所でいつまた調子を崩すか分からない…
私はss495aを見つけることができました
って事で、今でも新品入手が可能な車種のセンサーを流用出来るか試してみようと、同じE07A搭載車であるJA4トゥデイの中古マップセンサーを購入。
背景は、発注の可否を調べる過程で入手したJA3トゥデイとJA4ライフのセンサー周辺図。(どちらも2010/04/30現在発注可能。JA4ライフは同じJA4型トゥデイと共通。)
絵的にはJA3もJA4も同じセンサーっぽく描かれてるけど、部品番号上は別物。
配管の形状はJA3がよく似てるし、JA4にはビートと同じMTREC車が有るので、その他諸々含めてかなり悩みました。
ビート、JA3(JW系として)、JA4トゥデイ・ライフの4車種とも、98年まで生産されていたのは同じ筈なんですけど…何でビートだけ早々とご相談パーツ化しちゃったんでしょうね…。
(追記…ビートは96年までだった…)
3
左がJA4用のデンソー製センサー、右がビート純正の沖電気製?センサー。
両方とも信号が~5Vの電圧ってのは同じだけど、センサー本体の大きさが倍くらい違います。
そもそも、JA4の現物自体も部品図の物より明らかに小さいし…
オクで中古センサーを色々と物色していたら、たまたま見かけたJA2用ではデンソー製ながらビート純正と同じ形状だったので、改良等で随時小型化されていったのかも知れないですね。
4
軸受にWS2を適用する方法
カプラー形状比較。
下がビート、上がトゥデイ。
何かビートのがデカく見えるけど、外径・内部突起・電極まで全て同じです。
5
配管接続部分の天狗っ鼻も含めて、取り付けに関わる外装は何から何まで同じなので完全ボルトオンで入ります。
で、ラベルの向きだけビート純正とは逆でエンジン側を向くので、あまりにも自然すぎてこっちの方が純正っぽい…w
6
数十㎞走って、エンジンを充分暖めてから色んな状況で確認してみると…
交換前は発進時の力が無く、一旦回転数が落ちてから回っていく感じだったのが交換後にはスムーズに出られるようになり、シフトチェンジのつながり感も向上。
オマケに、ヒール&トゥの際の吹け上がりも良くなったような…
また、一番直したかった【巡航状態付近からの微妙なアクセル開度の変化時に出るギクシャク】がほとんど無くなって、不快感はかなり減りました。
わざと3000回転チョイからベタ踏みしたりと、スロットル開度で故意に使いうる状況を一通り試した結果、全く問題無く走れたどころか快調なくらいなので、結果的に【純正センサー故障→JA4セ� ��サー流用可能】と言って良いのではないかと。
7
太陽ショックモデルSS -440
更に高速・長距離での確認をする為、高速道路を含む往復200㎞程度のテストを行った所やはり問題無し。
その後、トゥデイ用センサー流用直後に手配していたライフ用新品を入手。
JA4型同士の共通部品で
部品番号【37830-P13-003】
2010/04/30現在\15,225。
旧品との変更点は、ラベル表示だった型番表記等が本体への直ペイントとなっただけで本体形状は変更無し。
8
#6の項にて「ほとんど無くなった」と書いたギクシャク感が『皆無』と言える程に無くなり、低速トルクがより一層回復、シフトチェンジ時の繋がりも違和感を覚えるくらいスムーズ。
中古時は道路工事後のツギハギ乗り越え等でアクセルを踏む足が微妙にぶれてしまうのに合わせて若干不安定になったり、ごく低速のエンジンブレーキ時に軽いハンチングを起こしていたものが新品交換後はキレイに無くなってしまい、その一方意図的なアクセル開度の変化ではエンジンが機敏に反応するようになり、まだ充分使えると思っていた中古品でさえ劣化していた事を思い知らされる結果です。
…と言う事で、ウチのビートでは全く問題無い事がほぼ確定と思われますが、同じE07A用のセンサーとは言え、別の部品番号とされている以上はあくまで他車種流用である事に変わり無いので、実行してみようとされる方はくれぐれもご注意を。
イイね!
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